物語でお菓子を・・・

熊川は、若狭湾と琵琶湖のほぼ中ほどに位置し、

京の都へ魚介類を運ぶ若狭街道の中継拠点として、

安土桃山時代より栄えた宿場町です。

近年は、鯖(さぱ〕街道の
熊川宿と呼ぱれることが
多くなった。
街道に沿って、前川という
清らかで豊かな流れがあり、
両側には妻入と平入、
真壁と塗籠の町家が混在し、
所々に土蔵も見られる。
まさに、歴史と水の流れに
息づく町です。


熊川宿を代表する民家である逸見勘兵衛家を、
「古き町家に新しく住む」というテーマで修理、整備し 
古い民家の伝統的生命を継承することを通して、
     今、未来に向かって生きていくことを住民が決意した結果
平成8年(1996)には、調査から実に15年ぶりに
重要伝統的建造物群保存地区(略称・重伝建)の選定を受け
また時を同じくして、
建設省の「歴史国道」、国土庁の「水の郷」にも選ぱれました。

熊川宿の前川(上中町熊川)

鯖街道の宿場町として賑わった熊川の前川は、家並みの軒下を流れる清流です。


住民の気持ちを、まちづくりの一点に集約させ

熊川では一人一芸をモットーに、みんなが参画出来るまちづくりを目指している。

民家の修理工事に欠かせないのは、
技術者の方々の協カである。

今、町並みは、
新たな人並みを形成しつつある。
住民を真中にした技術者、
専門家、行政の曼陀羅的協働
これこそ、まちづくりの醍醐味ではなかろうか。

宿場の歴史を語る「語り部」の養成、
京都一乗寺伝統芸能保存会との交流による80年ぶりの「てっせん踊り」の復活、
つる細工の商品化等に取り組むとともに、最近では、葛のつるなど
地元の材料を使った紙すきも始めました

はやく 会いにきてください。


ご希望のお時間に合わせて 私達がご案内いたします。

観光ボランティアガイド  若狭町の語り部
 TEL 0770−45−9111

精一杯心をこめてご案内いたしますので、心から聞いてください。


観光ボランティアガイド  若狭の語り部

917-0013 小浜市太良庄52-9
岡村昌二郎まで
FAX 0770-56-2648


1. 細川幽斉の妻の里 


2.京から伝わった踊り 


3.熊川宿の誕生


4.熊川宿の四季


5.熊川葛と頼山陽





若狭会古とは、、、

今のなお千年以上受け継がれている
若狭小浜・上中の伝統文化・生活文化に出会って欲しい
という思いを込めて付けられた名称です。
小浜・上中には、それに応える無数の優れた文化財と
美しい民俗が残されています。
若狭の伝統文化の豊かさを知って欲しいと思います

鯖街道の道のしるべ

道の駅   若狭熊川宿


かっての宿場町の玄関として今も昔と変わりなく
旅人を迎え入れてくれる姿は道の駅にふさわしいたたずまいです。





格子戸の町屋のレストハウス

若狭の奥山で紫赤色の花を咲かせるくずの風雅は

儒者の頼山陽が母親への病気見舞に熊川葛を送り

その手紙のなかで

「熊川は吉野より よほど上品にて調理の功これあり」と記しおります。

また「熊川葛はリキがあっていい葛でした」と

昔の熊川葛を懐かしんでいる人も大勢いらっしゃいます。

環境庁による名水百選の指定を受けた 上中天徳寺の

『瓜割の滝』の水を使い

葛本来の持ち味を もっとも素朴に生かしたのが

「若狭葛ようかん」です。


由緒ある素材から生まれた品のあるおいしさを

レストハウス 四季彩館で ご賞味ください。

熊川宿散策の 楽しみのひとつでもありましょう



熊川番所  一般公開




若狭と近江の国境に位置する熊川宿には、

江戸時代、物資の出入りの統制や庶民の通行手形を発行する

熊川番所が置かれていました。



千客万来


















熊川いっぷく時代村

17年10月30日(日) 開催

1.大盤振る舞い 郷土料理の試食
〜熊川こんにゃく・熊川葛・鯖寿司〜

2.食文化 料理講演会
〜京料理「菊乃井」 村田吉弘氏〜

3.山車巡行

4.朝市 物産展

5.その他 
〜てんこもりのイベント〜






















曳き山車巡行 氏神白石神社祭礼

綴織の「見送り幕」
210×135















美しい若狭を守り伝えたい・・・・