熊川は、若狭湾と琵琶湖のほぼ中ほどに位置し、
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近年は、鯖(さぱ〕街道の
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熊川宿を代表する民家である逸見勘兵衛家を、
「古き町家に新しく住む」というテーマで修理、整備し
古い民家の伝統的生命を継承することを通して、
今、未来に向かって生きていくことを住民が決意した結果
平成8年(1996)には、調査から実に15年ぶりに
重要伝統的建造物群保存地区(略称・重伝建)の選定を受け
また時を同じくして、
建設省の「歴史国道」、国土庁の「水の郷」にも選ぱれました。
民家の修理工事に欠かせないのは、 |
1. 細川幽斉の妻の里 2.京から伝わった踊り 3.熊川宿の誕生 4.熊川宿の四季 5.熊川葛と頼山陽 |
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若狭会古とは、、、今のなお千年以上受け継がれている若狭小浜・上中の伝統文化・生活文化に出会って欲しい という思いを込めて付けられた名称です。 小浜・上中には、それに応える無数の優れた文化財と 美しい民俗が残されています。 若狭の伝統文化の豊かさを知って欲しいと思います |
かっての宿場町の玄関として今も昔と変わりなく
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若狭の奥山で紫赤色の花を咲かせるくずの風雅は
儒者の頼山陽が母親への病気見舞に熊川葛を送り
その手紙のなかで
「熊川は吉野より よほど上品にて調理の功これあり」と記しおります。
また「熊川葛はリキがあっていい葛でした」と
昔の熊川葛を懐かしんでいる人も大勢いらっしゃいます。
環境庁による名水百選の指定を受けた 上中天徳寺の
『瓜割の滝』の水を使い
葛本来の持ち味を もっとも素朴に生かしたのが
「若狭葛ようかん」です。
曳き山車巡行 氏神白石神社祭礼 綴織の「見送り幕」 210×135 |