〜小浜城復元にむけて〜


幕末の小浜城

                        若狭歴史民俗資料館友の会々員  中島辰男氏


一   
お城の背景

(徳川の危機に、譜代の名門小浜藩の去就)




1 所司代と小浜藩 (七代酒井忠用 十代酒井忠進 十二代忠義再度の三藩主)
2 老中に次ぐ 幕府と朝廷の要 京の治安維持 仁孝天皇崩御 孝明天皇即位
3 忠義再任は五十六人中唯一人 初任三十才 再任四十五才 幕府を代表度々参内
4 初任 天保十四年十一月三日〜嘉永三年七月二十八日(1843〜1850) 役高一万石
  再任 安政五年六月二十六日〜文久二年六月三十日(1858〜1862) 前後十一





 二  小浜藩の役割
(反幕の京都に何故忠義は二度も登場したか) 
幕府権力の再生




1 低下する幕府権力の再生=公 (公家) 武 (武家) 合体派 譜代と側用人と大奥
2 外様親藩の排除 条約締結 戊牛の密勅 安政の大獄 梅田雲浜逮捕 大老の死
3 皇女和の宮降嫁に岩倉具視と奔走し成功 役知二万石に加増 内一万石を私領に
4 島津久光上洛 寺田屋事件 所司代の罷免 隠居(藩主忠氏) 一万石没収 蟄居



  藩主忠氏と幕末の小浜藩
(譜代の役割と敗者の贖い) 
明治維新をどう迎えたか



1 鳥羽伏見で朝敵に 忠誠と贖い 再度の処分 忠義忠禄として再襲 小浜藩知事
2 明治三年八月二十四日 お城の撤廃申請 (主として財政困難) 九月十七日許可
3 同四年七月 全て兵部省の所管 東京城など四十四存城 淀城など百四十四廃城
4 同四年八月二十日 お城に大坂鎭台第一分営 同年十二月十日 お城炎上



  維新以降のお城 
(破壊と空襲 復元・復興・模擬・捏造)
 地域起しと生涯学習




1 不審火で焼失する城 (小浜城・柳川城 同五年一月十八・水戸城 七月二十六日)
2 存城 (国として必要なもの〜建物とは無関係) 廃域(建物残る〜高知城)
3 旧藩主に払下げ 廃城の小浜城同八年天守閣廃却 同時に旧藩士が小浜神社創建
4 敗戦まで二十年近く陸軍省所管 文部省所管 二条城・名古屋城・姫路城
5 城と県庁・裁判所・学校・神社 破壊の出石城・名古屋城保存の彦根城・松江城



五  遺跡・史跡と観光 

文化財保護と世界遺産登録 

住民の保護に対する熱意


小浜城

天守閣


小浜城復元を応援します !


美しい若狭を守り伝えたい・・・・