佐久間精神の継承を
美しい若狭を守り伝えたい・・・・・・
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海上自衛隊舞鶴音楽隊による演奏
弔 銃 発 射
奉 納 吟 詠
献 花
資料・写真提供 若狭町企画環境課(21-4-15)
のこすことば文学賞
『佐久間艇長の遺書』で知られている
佐久間勉艇長を顕彰するために設けられた文学賞。
第7回(2008年度)は「家族」をテーマに
全国から925作品が寄せられた。
審査員に 梅原猛、神坂次郎、道浦母都子、金田久埠、増永辿男。
主催:のこすことば文学賞実行委員会
共催:若狭町
最優秀賞
チャンプールダブルス語
佐々木光紗(中1)
「 わたしは、母とは〜 ・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・・・・・・
〜 きつと母は大笑いしてくれるでしょう。 」
あとがき
「いやおどろきました。
『のこすことば』もいよいよ国際的になったものだなあ。」と。
審査結果を聴いて、戸惑いと嬉しさが、半々でした。
今回の最優秀賞はインドネシアの中学一年生だというのですから…。
いくら、お父さんが日本人だと言っても、日本語と
インドネシア語を自由にあやつり、コミュニケーションの大切さと
文化論まで述べるのですからたいしたものです。
私が言った「戸惑い」というのは、日本の青少年は、
それに比べてどうなのかということです。
母国の言葉さえ自由に扱えません。
テレビ言葉やケイタイ言葉などは
飛び散っていますが、
正しい敬語などは皆無といってもよいでしょう。
嘆かわしいことです。
それにしても、インドネシアという異国の土地で、
佐久間精神が息づいていたとは大いなる喜びです。
英国で、佐久間艇長魂が生きているのと合わせて考えれば、
われわれ地元のものが、
もっともっと誇りにしてもよいのではないでしょうか。
とにかく今回の『のこすことば』は我々に大きな課題を残してくれました。
審査員の皆様、実行委員の皆様、あつくお礼申し上げます。
平成21年4月
若狭町長 千田 千代和