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梅雨が上がると若狭は海の夏
リアス式海岸であり多くの半島に
抱かれて若狭湾は多くの魚介類を
私たちに届けてくれます。
泳ぐのもよし、釣りをするのもよし
鮮魚の刺身に若狭の地酒で一献
傾けるのも又よし
海辺の遊びに疲れたなら、山すそに
点在する古寺を巡り、仏像に手を
合わせ 若狭の伝統と信仰に
ひたってみること。
小浜の東部、山中のゆずり橋を渡って
明通寺 カナカナ夏蝉の声
白い雲と三重の塔
塔のそばのさるすべり
ひそやかな 蓮池の花
最近その近くに自然にひっそり
抱かれたような宿が開館した。
展望風呂に入って寺の鐘の音を
聴きながら、夏の暑さを一時
忘れるのはおつなもの
若狭の夏は海 そして山すその寺、
夏空の味がする
すこし甘やかな さらり冷えた味
くずまんじゅう で
茶でも喫すればまさに仙人境
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撮影 若狭の語り部 岡尾正雄氏 |
http://www.hokuriku.ne.jp/fujiya/
蓮弁の舟に 若狭の くずまんじゅう
花びらが 露をふくんで、浄土を思わせる。
美しい若狭を守り伝えたい・・・・・・