ようこそ 若狭小浜 耕養庵へ


                                            

若狭夏菓子

淡白な葛でしつらへた 葛ようかん 胡麻葛ようかん 葛まんじゅう

たっぷりと冷やして召し上がれば  この夏最高の涼味です。

三趣三様のおいしさを お楽しみ下さいませ。

若狭の奥山で紫赤色の花を咲かせるくずの風雅は 
儒者の頼山陽が母親への病気見舞に熊川葛を送り
その手紙のなかで
「熊川は吉野より よほど上品にて調理の功これあり」
と記しております。
また「熊川葛はリキがあっていい葛でした」と
昔の熊川葛を懐かしんでいる人も大勢いらっしゃいます。
葛本来の持ち味を もっとも素朴に生かしたのが 

「若狭葛ようかん」です。

こだわる人にもこだわらない人にも
この味一番、この技一番
自信をもって造り上げました。
 


禅寺の精進料理では
修行僧の栄養補給は大丈夫なのか
卵3個分の養分が有るという まご豆腐は
僧が大きなすり鉢で胡麻をあたり 
養分だけを大布で漉して 若狭葛で 煮固めます。
手作りは大仕事だが これも修行のひとつ
 

老師様より 教えをいただいて・・・・・・・

命名   空       

     胡麻葛ようかん 

ご意見を賜れば幸いでございます。 


 

若狭葛ようかん

一枚流し


       600円

若狭葛ようかん

      

一枚流し  甘露


         700円

甘露水 ご存じですか  毎日誰でも行っていることです。 

      ただ本当に注意しながら行うことは難しい 

朝ご飯を食べて仕事場へゆく
 
 夕方 家へ帰ります    誰でもしています 

でもその一歩一歩を実際に味わう 

抹茶を味わうように お菓子を味わうように  味わっていく 

この味わいを 一度味わうと 「永遠に なくならないぞ」 

     と言うのが 不死、死なない命 

                これが甘露味、甘露の味

空 縁起


まずい物わ食べれば顔をかしめ 

おいしい物を食べればにこやかにほほえむ 

ほほえみは感謝だ 

命と命の琴線が奏でるハーモニーだ 

食べ物はどこへ? 

血となり肉となりほほえみとなる 

そうだ  空だ 

我が身を捧げ尽くして一切を育む 

「食べ物」こそ 空の行者だ