若狭路博の魅力をまるごとお届けします。
9月14日に開幕した若狭路博2003メインイベント
会場では、若狭の歴史、文化、食、産業を余すことなく紹介してきたほか、
連日さまざまな催しが行われ、
若狭路博を盛り上げてきました。
県内外からたくさんのお客様に足を運んでいただいた若狭路博メインイベント
10月5日 入場者数15万人を突破した記念日 | 関西電力小浜営業所 提供 |
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2003年9月28日(日) 若狭路博 海会場
12時30分
本日は、若狭路博2003へご来場いただきましてまことにありがとうございます。
本日は「千年行列」が開催されますので、会場内パレードコースヘの立入禁止規制を実施しております。
パレードコースを横断する際には、係の誘導に従っていただくようお願いいたします。
12時45分
こんにちは!まもなく千年行列が始まります。
どうぞマーメイドステージ周辺にお集まり下さい。
ところで皆さん、日本に初めて象さんが上陸した
場所ってご存じですか?
答えは、ここ若狭路なんです。
今から600年ほど昔。1408年の6月に南蛮船に乗せられてここ若狭路に上陸したんですね。
そして、若狭路に上陸した象さんは外国の使者や商人たちと一緒に、
将軍の住む京都に向かったと記録されています。
本物の象さんが参加する「千年行列」は、こちらの海会場を出発したあと、海岸通り、そして、
はまかぜ通りを行進して、小浜駅近くの里会場メインステージでフィナーレを迎えます。
「千年行列」の出発は午後1時頃を予定しておりますので、
いましばらくお待ち下さい。
12時55分
こんにちわ!若狭路博2003水と炎の千年祭
里会場にようこそお越しくださいました。
今から600年ほども昔、室町時代の応永15年1408年6月22日、
ここ若狭路に日本ではじめて象が渡来しました。
将軍に交易を求める南の国からの使者が、貢ぎ物として象を連れてきたのです。
当時から、若狭路は日本と世界をつなぐ玄関口でした。
都に近く、波の静かな天然の良港として若狭路の港は海外でも知られる存在で、
たくさんの海外からの船が往来していたようです。
現在保存されている古文書には、1408年6月22日、若狭路に到着した南蛮船は、
「用烈進卿(アラジンきょう)」という南方の国の帝王が送った船で、
日本国王「3代将軍、足利義満」に日本との交易を求める帝王の使者と、将軍への進物として、
黒象一頭・孔雀二対、オウム2対を持参してきたこと、
一行は小浜の「問丸本阿弥(といまるほんあみ)の所(ところ)」を宿舎に、
都のあった京都に向かうまでの間、1ヶ月ほど滞在していたこと。 などが記されています。
そして、若狭路に上陸した海外からのお客様は、
いわゆる鯖街道を通って京都に向かったといわれています。
どうか皆さん想像してみてください。
はじめて象さんを見た時の人々の驚き。
言葉も通じないたくさんの外国人が滞在していた小浜の町の様子を。
岩や山の様に大きな動物「象」を初めてみた若狭路の人々は、どんなに驚いたことでしょう。
きっと噂が噂を呼んで、一目「象」を見ようと大勢の人々が、
宿舎の回りに集まってきたに違いありません。
おっかなびっくり象を覗き込む住民達、南蛮船に乗ってきた商人と、
物々交換をはじめる若狭路の商人達。
まるでお祭りみたいな騒ぎになったでしょう。
これから始まる「千年行列」は、
小浜市役所のロビーに展示されている「なんばん渡来絵図」をもとに、
はじめて象が若狭路に渡来した当時の様子を再現したものです。
衣装の製作や行列への出演は、市民ボランティアの手によります。
また、大阪堺市の(財)堺コンベンション協会の皆様からも大きな支援とご協力をいただきました。
行列は、こちらの海会場を出発して、海岸通り、はまかぜ通りを行進しながら、
小浜駅方面に向かいます。
そして、行列への出演は、劇団「久須夜」のみなさん。、
千葉県市原市から「市原象の国の象のランディさん」、
そしてたくさんの市民ボランティアの皆さんです。
千年行列フィナーレのはじめは、下根来小学校の皆さんに「象が通った道」をイメージし、
地元に伝わる民謡を基に創った歌と演奏を披露していただきます。
盛大な拍手をお願いいたします。
横断幕 |
若狭路隊30名 |
渡来隊20名 |
渡来隊40名 |
渡来隊40名 |
若狭路の象 渡来再現 |
象 調教師 |
(小浜市民憲章 前文より)
象 まんじゅう (小浜市特産 一寸空豆餡使用)
東京 佐藤みつ様より
銘菓 応永 南蛮の風
小浜郵便局特製 マイ切手
http://www.hirata-f.co.jp/
http://www.hiratafudousan.com/photo/index.html
美しい若狭を守り伝えたい・・・・・・
このホームページは小浜市より、資料・写真等の提供を受けて作成したものです。
おまけ